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スピィーディーはどうした ! [社会]

 川内原発再可動の為の避難訓練

 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム ( SPEEDI ) は100億とかの税金をつぎ込んで開発したシステムのはず。

 川内原発の非難訓練が先日行われたそうだが、原発5キロ圏の市町村での訓練だったとか。
原発再可動の為のただのガス抜き、通過儀礼だよ。

 地元の経済がこれ以上疲弊しないため、輸入される化石燃料の増加を食い止めたいため・・・
再可動推進の理由を理解しない訳ではない。福島を除けば外部に影響の有る事故無しに多くの原発が
長期にわたって運転してきたのだから。

 けど、実際に福島の事故が起こり、どれだけ多くの被災者を出していて、未だに将来が見渡せない現状・・・

 なぜスピーディーを使ってシュミレーションをして、いくつかの想定を準備し、当日そのうちの一つの想定にそって避難訓練をするとかの行動がとれないのだろう。

 たぶん、まず福島の様な事故は起きないでしょう。
だとしても、最悪の事態に備えて、可能な限り現実に近い避難訓練を行う必要が有るのではないですか。

 これは政府の責任です。
事前に極秘でシュミレーションした事故想定を数タイプ用意しておきます。
当日、現地で担当者が幾つかの封筒の一つを選び、開封します。
 
 担当者が紙に書かれたコードナンバーを読み上げます・・・
事故レベル、想定の風速、被害想定範囲等・・・どこからかいろんなデータが関係者のもとに
流れ込みます。
 県庁、市町村、総理官邸他中央省庁、自衛隊・・・風向きの設定によっては、隣接県でも対応の必要が有るでしょう。

 ぜひ実情に即した防災訓練、避難訓練を行って下さい。
福島と言う教材を生かして訓練するのでなければ、論理的、科学的な思考は日本には無い !
と言わなければなりません。

 何人ノーベル賞受賞者が出ようとも、今のままでは日本は科学暗黒の国でしか有りませんよ ! 安倍さん・・・

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